當眞嗣朗先生から12月特集関連のネタが届きました!
今回は、先週がバタバタで掲載がなかなかできずに申し訳ありません!
當眞先生のネタは以下の通りです。
「ゲームセンターごと
プレゼントしちゃいたい!」
ゲーム開発に関する書物をいろいろと読み、その結果、ゲームセンターという場が失われてしまうと、途端に落ち込んでしまう方々がいる事が分かりました。
たかがゲームと言っても、そこにはゲーム開発に情熱を燃やした熱い男たち、あるいは女たちの物語があった事が分かります。
やはりあの場が失われてしまうのは、いたく残念な事のように思われます。
現在でもショッピングセンター等にはゲームコーナーがありますが、かつて多くのゲーマーたちを魅了した場では無くなっています。
クレーンゲームが多く、カードゲームが幅を効かせています。
また競馬ゲームやスロットマシンにも多くの場所が割かれています。
もしもぼくが経営者だったなら、ゲームセンターが失われて落ち込んでいるかつてのゲーマーに、ゲームセンターごとプレゼントするのに、と思ってしまいます。
もちろんゲームセンターの経営は、かなり厳しいものがあるようです。
テーブル筐体だけで100万円近くのお金がかかり、大型の筐体だと数百万はかかります。
それをお客さんが支払う100円を集めてペイしなければならないので大変です。
しかし昭和や平成初期のゲームセンターを知っている方々にとっては、そこは特別な場所です。
そこにはゲームに情熱をかける人々の姿がありました。
ゲーム業界は西暦2000年を境に次第に失速していきます。
インターネットの登場が、その大きな理由です。
しかしゲームセンターに通ってゲームを楽しむのなら、そこには大勢の仲間たちが居ますし、情報交換を通じて交流も深まるでしょう。
少なくともネトゲ廃人にはならなくて済みます。
もう一度ゲームセンター文化を復活させるには、やはり個々のお客さんがゲームセンターに通う必要があるでしょう。
現在でもゲームセンターの音は物凄く、ぼくは長居できそうにありません。
しかし多くのゲーマーにとって、そこは特別な場所です。
彼らの居場所を用意する事も喫緊の課題かと思います。
かつてのゲーマーたちが落ち込んでいる姿を見るのは、やはり辛いものがありますしね。
では、よろしくお願いします。
當眞嗣朗
當眞先生のゲーム愛が溢れてますね。
「スポーツの秋」特集関連でまだネタがある方は受け付けてます。
を見てくださいね。