那覇ハーリーのウガン(祈祷)


那覇ハーリーのウガン(祈祷)

そもそも祭りというのは御神体、御本尊というものがあります。
私の祭りレポートの最初には祭りの祈祷から始まります。
今回は爬竜船振興協会の了承を得てウガン(祈祷)を追いかけました。

まず最初は牧志マックスバリュー近くの浮縄御嶽(うきなわうたき)です。

ここは沖縄御嶽とも言われ、沖縄の名が恐れ多くも付いている格の高い御嶽です。
それは尚徳王代の沖縄15世紀頃、のちに第二尚氏王朝の祖、尚円王となる金丸が仕事で馬に乗っていた所、安里大親(あさとうふうや)が霊力で、「この方は天下取りの相が見える。」と言った場所。

そして、次の国王に金丸を推挙した人でです。

それゆえに沖縄の名を冠しているのです。

浮縄御嶽 1

さてこの場所からウガンのスタートです。車でやってきました。

浮縄御嶽 2

みんな男性で、ハーリーに乗る方の代表中心ですね。

沖縄のお祭りは女性たちが神事を行うことが多いのですが、やはり大きな行事、あと海の男の祭りなのでしょう。

崇元寺御嶽 1、2

崇元寺(そうげんじ)、ここは歴代の国王の菩提寺(ぼだいじ)です。

残念ながら戦争で失われてしまい、石門のみ残った場所。
寺跡の御嶽でのウガンです。

実は拝む御嶽、拝所(うがんじゅ)は7ヶ所あって全部車で回るそうなので、徒歩の私は最終目的地、三重城(みえぐすく)に先回りしました。

三重城 1

昔は海に突き出た海上要塞、いわゆるお台場であった三重城。

ここに砲台を置いて那覇の港を海賊の侵入から守った場所。
しかし今は遠くニライカナイを拝む場所です。
三重城の拝所は金剛蔵菩薩を祀っており、海の安全を祈る場所です。

三重城 2、3、4

ウガンが全部終わった時、会長さんに聞きました。
「ここではやはり海の安全を祈りましたか?」
と、聞くと「全部の御嶽、拝所全て、『皆さんの健康と幸せ』を祈りましたよ」と一言。

ハーリーはみんなの祈りを込めて漕ぐものだなとわかりました。

ハーリーのウガンは全取材終了しました。

しかし私事ながら豪雨と渋滞で5月5日ハーリーに間に合いませんでした。
その点読者の皆様にお詫び申し上げます。

来月は糸満ハーレーを朝から糸満を回って祭りの賑わいを取材します。
頑張ります。

取材 文 写真 :みかつきなお

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