編集部からは「沖縄オバァ烈伝」にあやかり「沖縄オバァ烈伝番外編　オジィの逆襲／沖縄オバァ研究会オジィ調査室　双葉社」を紹介してみましょう。

読み返す暇はなかったけど
オジィは孫世代には
カッコいいのかもしれない

募集告知でも書きましたが、「沖縄オバァ烈伝」の紹介をしたら、その後重版となり、書店ではちょっとしたブームとなっています。共著の私も印税を頂くことになりました！　この「オジィの逆襲」も重版になるといいなと思い紹介することにしました！

「オジィの逆襲」は2006年に双葉社から発行され、沖縄オバァ研究会オジィ調査室という22人の共著からなる本です。執筆者は飯塚みどりさん、岩戸佐智夫さん、おりべ・えりあさん、嘉手川学さん、喜納えりかさん、平良竜次さん、高村真琴さん、てんぶーたーの三男さん、中島栄子さん、長嶺哲成さん、仲村綾乃さん、仲村清司さん、林秀美さん、比嘉淳子さん、藤木勇人さん、外間かおりさん、真鍋弘樹さん、水間八重さん、嶺井直美さん、宮城一春さん、伊藤かおるさん、島袋直子こと私もその一人に入っています。「沖縄オバァ烈伝」のメンバーに加え、新メンバーが大幅に増えてます。

内容は双葉社サイトによると「人気シリーズ『沖縄オバァ烈伝』番外編。沖縄ではよく「働き者のオバァにぐーたらなオジィ」といわれるが、その実態は!? 戦前・戦中・アメリカ世、そして返還…激動の時代を男として生き抜いてきたオジィ。多くを語らず飄々として、ときにはカマしてくれる、そんな愛すべきオジィたちを描いたルポエッセイ。」とあります。執筆にあたっては私のオジィの話を中心に、事務所の向かいのオジィや「コミックおきなわ」に登場するオジィについて書きました。

この本に関しては、私のオジィの話を友人に話すと皆大笑いするので、いつか何かに書いてみたいと思ってました。そんな私のオジィは年金をもらうと3日は帰ってこない不良ジジィでした。やることなすこと家族を困らせる暴挙ぶり。この本では第２章のタイトルにまでなってしまいました。そんなオジィを全国誌に記録できたのはとても良かったと思います。

「コミックおきなわ」のオジィについては、グータラなオジィというよりはカッコいいオジィが多いですね。今回の特集の神谷先生や當眞先生のオジィもカッコいいですね。何だかんだで孫世代はオジィの事をカッコいいと思っているのかもしれません。

コミックチャンプルーの作品にはあまりオジィは出てきませんね。細かく掘り下げて探してみたいと思います。

そして、まだこの本を読んではい方はぜひ読んでみてくださいね！