うるま市のマンガ「安慶名良信物語」制作担当しました!


すでに話題になっているマンガ本「安慶名良信物語」。
実は弊社でマンガ制作を担当しました!

「安慶名良信物語」マンガ制作

発注元:うるま市教育委員会
マンガ:喜名常稀
アシスタント:Gonzui、花城咲、及部夢叶、専修学校インターナショナルデザインアカデミー(奥原湧力、カルフーン和人ロバート、比嘉暖人、平安座大河)
編集:島袋直子
デザイン:渡嘉敷育子
印刷:メディアプレイス
発行:うるま市教育委員会
サイズ:B6判130ページ

内容紹介

この本は沖縄戦で大打撃を受けた沖縄に、ハワイの有志が集い募金活動を経て、生きた豚550頭を船で送る物語です。
ハワイからの付添人として主人公の安慶名良信ほか6名の移民二世などのウチナーンチュが、次々と現れる難題を乗り越えるため大奮闘します。
明るいタッチで描かれた本作は、誰もが楽しめる内容となっています。

制作発表の模様は、新聞記事にもなりました!

https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1353645

このお仕事はボーダーインクの喜名さんの紹介で、うるま市の前田さんに繋いでいただきました。

制作は多忙な喜名先生と、うるま市担当者の前田さん、多くのアシスタントさん、デザイナーさん、私で行いました。
ネームまでは喜名先生と、うるま市担当者の前田さん、私の3人で取材し、デザイナーさんや印刷屋さんとも何度か集まって会議しましたね。
さらに数回の委員会の会議で内容を検討、膨大な資料は前田さんと委員の方に集めていただきました。

線画からはアシスタントも参加。
人物線は喜名先生が描き、背景はGonzuiさんを中心にIDAマンガ専攻の学生さんたちに頑張ってもらいました。
学校の先生にも技術指導など協力してもらいました。
原稿サイズ調整、トーン、効果線はIDAの学生が担当。
全てデジタルで行いました。

その作業はグーグルドライブとグーグルグループを駆使し、アシスタントの皆さんに加え、デザイナーさんも入ってもらい、私で音頭をとりました。
週1で学校にもお邪魔しましたね。
作業は締め切りまで時間がなかったので、夜中になるのは当たり前。
うるま市の前田さんにも夜中にもチェックなど対応してもらいました。

2〜3月は皆さんに集中してもらい、私もヘロヘロになりましたが、学生の成長が見れたのが良かったです!
授業で習う前の作業も多かったらしく、学校の先生に指導してもらい、実戦で技術を身につけていった感じですね。
デザイナーさんも作業しやすかったようです。

今回の作品は喜名先生はじめ、うるま市の前田さん、GonzuiさんIDAの学生さんたち、デザイン、表紙着色の花城さんと、皆で作り上げた1冊という感じですね!

また、途中、私がわからないところは量産工房さんにも教えてもらうなどお世話になりました!
どうもありがとうございます。

印刷書籍は書店での販売は今後検討とのことなので、欲しい方が多ければ買えるかも⁈
電子書籍は10月ごろに「B&Gマンガふるさとの偉人」サイトで読める予定だそうです。

https://www.bgf.or.jp/bgmanga/

どうぞお楽しみに!

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